1 ドイツのケルンの話をすると、現地人には結構伝わらない。 なぜならこっちの人は「コリーン」のような発音をするからです。 というか、香水のコロンは、ケルン発祥とも言われています。 もはやケルンだかコリンだかコロンだか、よくわからない 笑 そうは言えど、見どころは何と言っても「ケルン大聖堂」ですね。 僕が車で行った道中、街中を走るのでその全貌は見えませんでした。 そしてそのまま大聖堂直下の地下駐車場へ止めて、外に出た瞬間、突如として出てくる巨大な建物の迫力に圧倒される! 全景を入れた写真を撮ろうとしても、入らないですから。 この大聖堂は高さが150m超え、建設期間は600年超え、それは僕の想像をも超え。 超え超えづくしの建物です 笑 まぁとにかく、行ってみる価値は大いにあります。 この大聖堂の周りは広場になっているのですが、ここで12月はクリスマス・マーケットをやっており、すごく賑わいます。 自分用のカップを買って、食べ歩き・飲み歩き。 ドイツのビールを飲みながら、フランクフルトにかぶりつく。うーん、ドイツっぽい。
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by going-b
| 2017-08-31 07:18
| ヨーロッパ旅行
モンサンミシェルというと、日本人にはすごく有名ですよね。 朝靄に浮かぶ姿、青空バックの凛々しい姿、夕焼けに染まるシルエット。 こんなに綺麗なのに、今度の休みにモンサンミシェルに行ってくるとオランダ人に言うと、「どこそこ?」という反応。 自分の発音が悪いのかと、説明してもポカーンとしている。 「あぁ、そんないいところがあるんだねー」みたいな反応で流された。 実はヨーロッパではあんまり誰も知らないのです。 (まぁヨーロッパって、世界遺産も多いし、そんなもんかもね…) 自分はかれこれ3回行きましたが。 これだけ行くとハプニングも起こります。 1回目は、ハネムーン中の友達にバッタリ会ってしまった。 2回目は、従業員のストライキが起こっていて、入場料がタダ。(とゆうか、働いている人が居ない) 3回目は、この時は冬に行ったので、レストラン難民になってしまった。 (冬季はわずかなレストランしか営業していません。しかも観光客の集団と重なって、店員が全然来なかった 笑) さて、モンサンミシェルの印象はというと。 シャトルバス乗り場も日本人、中に入っても日本人、レストランでも日本人。そもそもメニューが日本人。というか日本語。 あそこは日本ですね 笑 食べ物の名物は、修道院の生徒達が食べていたというオムレツ。 これでもか!と言うぐらいかき混ぜてから焼くので、空気が入っていてフワフワ。 でも味はたいしたことないみたいです。だから僕は食べてません。 僕は自分の車で行きましたが、日本からのツアーで来ると、プランによってはモンサンミシェルの近くのホテルに泊まれるみたいですね。 ここに泊まると、朝霧や夕焼け、そして夜の姿も見れるのでお得だと思います。 個人的には、中を見るのはもちろんですが、外観を遠くから見るのが好きかな。 天気も空も刻々と変化して、いろんな姿が見れると思います。 本当は夕焼けのシルエットを撮りたかったなぁ。 ▲
by going-b
| 2017-08-31 05:20
| ヨーロッパ旅行
最も文化的背景が出ると思う、現地人の人柄。 これは誰もが気になる部分だと思います。 オランダ人と仕事するのってどうなの?と聞く人がいます。 本末転倒かもしれませんが、オランダは多国籍文化です。 ラテン・ゲルマン・アフリカン、イスラム・トルコ、中国・韓国・東南アジア系、これらの人種が入り乱れています。 そもそも居住許可証を取りに行ったエキスパット・センターの係りの人は、ターバンみたいなものを頭に巻いているし。 もはや、なんだかよくわからないw まぁこれは、いろんな人種が仲良くやっていると思いましょう。 話は戻りますが、純オランダ人の気質についてですが。 彼らはひとことで言うと、「try and error. 」でしょうか。 よく言うとビビらない、悪く言うとあんまり考えない。 良くも悪くも大雑把な感じですね。 石橋を叩いて渡るや、転ばぬ先の杖なんてことわざは、永遠に生まれてくることはないでしょう。 (と、言いながら…実は、日本人の文化は世界的に見ても相当変わり者だと言うことは、日本人も理解しておいた方がいいかと) しかし、だからこそ初対面の人でもオランダ人はアッケラカンとコミュニケーションが取れます。 「どんな人かな?」と探りを入れるようなことはせずに、最初からかなりフレンドリーでいい奴ばかりです。 (「いい距離感」なんて言葉は、あぁ日本人だなぁ…とつくづく思いますね) 自分が彼らを信じていれば、彼らもそうしてくれる。 なんとなく、自分の行動の鏡を見ているような、そんな感覚ですね。
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by going-b
| 2017-08-30 06:01
| オランダ人の気質
よく日本から出張者やお客さんが来ると、オランダ料理屋に連れてってと言われます。 この言葉に何回困ったことか…。 ところで、オランダ料理の話に行く前に、ヨーロッパで有名な話をひとつ。 ヨーロッパ内で、僕が料理がおいしいと思える国で順番を作ると、 ●イタリア ●スペイン ●ポルトガル ●ギリシャ ●フランス と、こんな感じ。 予想は簡単だと思いますが、僕の経験上、ヨーロッパは南の方が断然に料理がおいしいです。 スペイン人に話を聞いたときに言っていたのが、料理の完成度の境界線はフランスの横に半分に割った部分、そこで分断されるらしい 笑 (こんなの言ってたら怒られるわw) 言わんこっちゃねーことに、フランスの北に位置するベルギー人は自分の国の料理が1番だと思っています。 彼らの料理のおいしさは「フランス料理なんて目じゃない」ってな感じの言い方です。 聞くに、「世界で初めてレストランというものを作った、料理に初めて価値を作った」というのが彼らの言い分。 確かに、上記のリストには無いですが、ベルギーの料理は非常においしいですね。 まぁ料理の完成度の境界線の議論は、この先も続いていくでしょう。 さて、話がそれましたが。 言いたかったことは、オランダの料理には期待してはいけないということです。 ちなみに、日本に住んだことがあるオランダ人に料理の話を聞くと、やっぱりオランダ料理は自分達でも微妙だと思っている人がたくさんいるみたい。 まぁアムステルダムでも、オランダ料理屋ってあまりなくて、イタリア・インドネシア・アルゼンチン料理屋が幅をきかせています。 ということで、期待せずにオランダ料理の紹介に移りましょう。 ●クロケット 何を隠そう、コロッケの発祥はオランダのこの「クロケット」です。 これが日本に伝わったときに、なまってコロッケになったそうな。 形は円筒のような感じ。 日本のコロッケは「イモ感」が強いですが、クロケットはトローっと、クリーミーな感じ。 味に関しても、スタンダードなクリームや、辛めのチリ、ベジタブルまで多種多様。 周りの衣は日本ではあまり食べたことがないクリスピーな触感です。 オランダの繁華街や駅では、クロケットの自動販売機があるので、オランダ人御用達の食べ物です。 これはトラディショナルな料理の中でも、オススメできます。 ●チーズ 僕もオランダに来る前は、チーズのイメージは無かったのですが。 オランダはチーズが豊富です。特に、ゴーダ地方で生産されるゴーダチーズは有名ですね。 ちょっと固いセミ・ハードな触感がいいですね。 有名な銘柄は、何と言っても「オールド・アムステルダム」です。 これはアムステルダムの街中にも専門店があるぐらい有名で、オランダのマクドナルドの高級バーガーは、このチーズを使っていたりします。 味はコクがたっぷりで、僕も日本帰省の際のお土産によく買います。 ちなみにチーズはこの銘柄以外にもおいしいものがいっぱいです。 僕のお気に入りはスモークチーズ。 他には牛以外にも、ヒツジやヤギのミルクのチーズもあって、これは値段がちょっと高い。 クセがあると言われますが、それこそ濃厚度はかなり高く、おいしいと思います。 あ、それと注意ですが。 ヨーロッパのチーズにはゴーダをはじめとして、モッツァレラ・ブルー・チェダー・リコッタ・カマンベール・マスカルポーネ・ペコリーノ・ゴルゴンゾーラなどなど、チーズに関しては多種多様。 そりゃあもう、ものすごい種類があります。 結構ヨーロッパ人は自国のチーズに誇りを持っているので、褒めるならその国のチーズを褒めた方が無難です、生産国と一緒に覚えましょう。 これを間違えると、露骨に嫌な顔をされます。 (日本を良く知らない外国人が、大阪人に「焼きそばの入ったお好み焼きがおいしいですねー」と言うようなもんです) ●ストローフワッフル 別名、オランダ式ワッフルとか。これはオランダのお土産の定番です。 本家ベルギーのブリュッセル式とかリエージュ式のワッフルと何が違うかというと。 薄いおせんべいみたいなワッフルに、シロップを挟んだものです。 オランダ人は、コーヒーカップのフタ代わりにストローフワッフルを置いて、はさんであるシロップを溶かしながら食べるそうな。 なんとなく、スニッカーズなどの中からビヨーンとキャラメルが出てくるお菓子を想像させます。 僕は普通に食べた方が好きですね。 どこでも買うことができて、味もそれなりにおいしいです。 ちなみに、ワッフルのカテゴリの中なら、ベルギーのリエージュ式が一番おいしいかな。 (オランダの紹介になってないw) ●ハーリング 典型的なオランダ料理、ニシンの酢漬けですね。 これはまだ僕は未開拓です。なぜなら、クセも匂いも強く、素手で食べようものなら1日中匂いが取れないと、オランダ人にも警告されたからです。 春になると、そこらへんで屋台が開かれますが、「クレープ屋かな?」なんて思ったら、さぁ大変。 しかし、オランダ人には大人気。結構な行列ができあがってます。 日本で言う、納豆とか梅干しのような位置づけかな。 ●パーリング 名前は上のと似ていますが、これはウナギの燻製です。 日本では蒲焼が定番ですが、オランダのウナギは煙でいぶされます。 最初はこの料理の名前自体わからなかったので、僕はいつもスモークド・ロング・フィッシュみたいなことを言ってました 笑 これはお酒の肴のような立ち位置で、ちょっと塩味の効いた感じのつまみですね。 特段おいしいわけではないですが、まぁオランダ料理として紹介しておきます。 ●エルテンスープ これはグリーンピースをクタクタになるまで煮込んだスープです。 見た目ドロドロのミドリ色。全然期待していなかったのに、食べてみると結構イケる! やさしい味もさることながら、栄養満点で、風邪をひいた時には抜群の相性だと思います。 ●フライドポテト 最後に…、オランダ料理かどうかわかりませんが、これは絶対に紹介しないといけません。 オランダのフライドポテトは、食べる価値ありです。 料理が料理だけに説明もありませんが、とにかく極めている! 食感がいつまで経ってもカリカリしているのでおいしい! アムステルダムの有名店の前には行列ができあがって、身長の高い彼らはまるで壁のよう。 これをマヨネーズで食べます。 量はかなり多いので、1つを複数で食べるのがいいと思います。 とにかく、だまされたと思って食べるべし。間違いないです。
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by going-b
| 2017-08-30 02:37
| オランダの食べ物
オランダの主言語はオランダ語ですが、基本的に英語が通じます。 感覚的には、アムステルダム市内の観光地・レストラン・ホテルは100%の安心感。 日常の会話で、例えばスーパーでの買い物で店員に尋ねる時など、若者に関してはほぼ100%通じます。 ヨーロッパをいろいろ旅した経験からいっても、オランダの英語レベルはすこぶる高いと思います。 会社の同僚とアメリカのグリーンズ・ボロに出張に行ったとき、オランダ人はネイティブと遜色なく話していました。 (僕は置いていかれっぱなしで) この英語レベルは、英語が母国語でない国の中で、トップクラスと言われているようですね。 なぜか? オランダ人に話を聞くと「勉強したんだよ」と言うのですが、そもそもそうゆうふうに育つ文化は何なのか考えてみました。 目につくのは、オランダでは各国のテレビが観れるのですが、結構イギリスやアメリカのチャンネルを観るのは当たり前のようですね。 そしてここがすごいところで、ディスカバリーチャンネルもナショナルジオグラフィックも、日本だと吹き替えが当たり前ですが、オランダではほぼ「吹き替えなしの字幕」です。 例えば、小学校・中学校で話題になるような人気番組が英語だったりするのかもしれません。 それを子どもの頃から見ているので、英語の土台が作られるんじゃないか?と思っています。 しかも、オランダ人自体ははネイティブではないので、勉強したという経験があります(=すなわち、「最初は話せなかった」を経験している)。 なので、僕のようなカタコト英語をしっかり聞いてくれます。それもオランダ人のいいところですね。 あとは、オランダ人同士が立ち話している所に僕が加わると、オランダ語から英語へすぐに切り替えてくれるのも嬉しかったりしますね。 日本は2020の東京オリンピックに向けて英語教育に力を入れているそうですが、どうでしょうか。 僕には小学校の先生をやっている友達が居ますが、今は小学校で英語教育を取り入れているようですね。 でも彼自身、「教えてる先生側が話せないとは、変なシステムだ」と嘆いております。 まぁ僕らの時代の英語教育は文法主体でした。(日本人が日本語を話すときはほとんど文法を気にしていないにもかかわらず) 勉強も大事ですが、いかに日常に取り入れるか? 英語に触れる機会をどう作るか? この環境作りが先決なのかもしれません。 ちなみに、オランダは英語で生きていけますが。 (正直言うと、英語が話せなくても、ほぼ日常生活では困らない) (スーパーの買い物で、店員に話すことなんて、日本でもそんなにないですよね) もしも挨拶や、ありがとうとオランダ語で言うと、ちょっと喜ばれるかもしれません。 おはよう ⇒ フルモルヘン お疲れ ⇒ トドモルヘン ありがとう ⇒ ダンキューウェル
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by going-b
| 2017-08-29 04:26
| オランダの言語
はじめまして、アムステルダム在住のトムです。 仕事の関係で、オランダに転勤しました。 まずは、いきさつの話。 どうしてオランダに行ったのか? 上司に呼び出され、最初に「行ってくれないか?」という話を聞いたときは、ついに来たか…という感じでした。 そもそもウチの会社は、海外赴任はOKだよね?と、入社前の面接時にすでに聞かれていました。 第1志望で内定が欲しかった当時は「OKです!」と応えたけれど、多くの人がいる会社でまさか自分が行くなんて…と、どこ吹く風状態。 それから何年経ったか。 そうゆう意味で「いつか行く」が「ついに来た」に変わった日、ついにこの日が来たのです。 まぁ自分にとっても回りにとってもビッグニュースでした。 もちろん、自分自身への心配もいろいろありました。 が、「あの時約束したから覚悟を決めなくては」と初心に戻って、それが決め手でしたね。 考える猶予はわずか3日だったけど、まぁやるしかない。 よくわからんけど、いい国でしょう!と、自分に言い聞かせました。 そしてオランダ生活が始まりました。 ところで、「トム」というのは、会社内での僕のニックネームです。 僕のオリジナルネームは、特に外国人に発音しにくい名前でもなかったのですが。 なんかニックネームがあった方がカッコイイなと思って、オランダ人に俺にニックネーム付けてくれよ!と言ったら、結果「トム」になりました。 理由は?と問うと、簡単だし…それにトムっぽいとの答え。おぉ…じゃあそれしかない! ということで、 このブログは、トムのオランダ生活や、ヨーロッパの旅行などについて書いていこうかと思います。 コメントもお気軽にお寄せください。
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by going-b
| 2017-08-29 01:59
| トムについて
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